ロサンゼルスの人気インフルエンサーが語る『韓国系アメリカ人』として育った経験と困難

@snow_in_hawaii です。

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ロサンゼルスの人気女性ユーチューバー/インフルエンサー ジェン

メイクアップやファッションを中心に活躍するアメリカの女性ユーチューバー、Jenn Im(以降ジェンとします)という人を知っていますか?

彼女のユーチューブチャンネルには217万人もの登録者がおり、インスタグラム (@imjennim)でも160万人のフォロワーがいる、今のアメリカを代表する人気インフルエンサーの一人です。

 ところで、みなさんは「アメリカ人女性」というとどのような女性をイメージしますか? 

 

ジェンの写真がこちら。

Jenn Im 💓 임도희さん(@imjennim)がシェアした投稿


「アメリカ人女性」と聞いてイメージする女性とは少し違いましたか?

彼女は、韓国系アメリカ人です。

アメリカには約2100万人のアジア系アメリカ人が(全人口の6.8%)おり、カリフォルニア州、ニューヨーク州、ニュージャージー州、テキサス州、ハワイ州に多く住んでいます。

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韓国系アメリカ人としてロサンゼルスで生まれ育った経験

今日投稿されたJennの動画 「Growing Up Korean American | My Struggles(韓国系アメリカ人として育った経験・困難)」を見て、5月がAsian/Pacific Heritage Month=アジア/環太平洋系(アメリカ人)の軌跡・伝統をお祝いする月だと知りました。

ジェンは今日の動画の中で、韓国系アメリカ人としてロサンゼルスで生まれ育ってきて経験してきたこと語っています。

動画でジェンが語ったこと


Jennは、アメリカと韓国の二つの国の文化の中で育ってきた自分自身のこと、また移民として韓国から渡ってきた両親のことを誇りに思うと言う一方、

子どもの頃アジア人であることでからかれた経験や、人々が、韓国アクセントの強い英語を話す両親をバカにするのを見て憤りを感じたこと

また十代の時、両親に自分の細かな感情を韓国語で表現できずフラストレーション・怒りを感じたことなど、様々な気持ちを抱えて生きてきたことを語っています。

ジェンが動画の中で語ったことの一部を紹介。

 

    1. 土曜日は韓国語学校へ、日曜日は教会へ。一週間休みの無い小学生時代。
    2. 韓国語学校で先生からあなたは民族を聞かれたら「韓国系アメリカ人」と答えるのよと言われ、なぜアメリカで生まれて育ったにも関わらず、単に「アメリカ人」ではいけないのか?と疑問に思った。
    3. 英語の英語が流暢でないことで、ぞんざいに扱われてしまう様子を見て、戸惑いを覚えた。
    4. 韓国語が第一言語の両親、英語が第一言語のジェンは、頻繁にミスコミュニケーションがあった。親に対して「なんで英語が話せないのよ!」と怒りをぶつける一方、親は「なんで韓国人なのに韓国語がわからないの!」と怒ったりと、両親との関係は困難が多かった。
    5. 移民一世の両親は、(言語的に不利であったりするため)一般的に好まれないよう仕事につくことが多い。危ない地域での仕事であったり、コンビニや肉体労働など。それでも子どもたちにより良い生活を与えるために一生懸命に働く。そんな両親の姿を見て、自分が一生懸命がんばって、両親にそんな心配がなく暮らせるようにしてあげたい、と思うようになった。
    6. アジア系アメリカ人は、アメリカではアジア人として見られ、両親の国に行くとアメリカ人として見られ、どちらにも属さない独特なカテゴリーであると感じる

このように色んな困難があったが、高校生から大学生のころにかけて、「韓国系アメリカ人である」ということポジティブに受け入れるようになっていったと話していました。

私が感じたこと

アジア系住民の多いハワイ(約4割がアジア系)にいるので、日本人であることで「マイノリティ」をあまり感じることなく暮らしています。他の州にいるよりもずっと居心地良く暮らせている方だと思いますが、それでも何度か英語が上手くないことによりつらい経験はありました。

例えば、病院や税金のことなど専門知識が必要なシーンで英語の壁にぶちあたることもあります。

また、めちゃくちゃ早い英語で長い文章で話され続けると理解できないこともあります。

わからなくても聞き返せば、わかるようにゆっくり話してくれる、ということが多いので(特に移民や旅行者の多いハワイでは)、経験上9割方、問題なくすごせますが、残りの10%のくらいの割合で、英語が十分でないために大きなハンデを感じることもありました。

このことから、アメリカで、小さな日本人コミュニティの外でも生きていきたいのなら、絶対に英語が必要。言語的な苦労があって当然。それでもくじけず乗り越えて行こうと思いました。

日本人の子であれば、アメリカで育っても日本人?
個人のアイデンティティについて勝手な判断はやめよう。

アメリカやヨーロッパなどで育つ移民の子どもの多くが、アイデンティティクライシス、自分自身のアイデンティティに関する悩みを経験しているように思います。

日本では、人種(人の見た目)によって何人であるかを判断する傾向があると思います。これは日本が出生主義(生まれた場所によって国籍を与える)ではなく、血統主義(子どもの国籍は両親の国籍に順ずる)をとっているということが大きく関係していると思います。

なので、両親が日本人でアメリカで育った人を、見た目が日本人であることから日本人とカテゴライズする傾向にありますが、勝手にその人のことを判断するのはやめたほうが良いと思いました。どのように自分自身のことを認識するかは、人によってそれぞれ違う、ということを理解する必要があると思いました。

これは、私がカナダに留学している時友達になった、多くのフィリピン系カナダ人に出会って学んだことでした。両親がフィリピンからカナダに移民してきて、カナダで生まれ育った子たち。自分のことは「カナダ人」と認識しています。肌の色でその人の国を勝手に判断することは、その人たちのアイデンティティに混乱を与えてしまうことがあると、多くの移民の子と友達になって知りました。

 

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おしゃれでかわいいジェンの動画は、英語のレッスンにも

深刻なトピックになってしまいましたが、ジェンの動画はファッションやメイクなどのハウツーや、「悪い日をどうやって乗り越えるか?」など、有意義な動画がたくさんあります!

明るい彼女のパーソナリティにひかれて、ついつい何本も見てしまうことも・・!ぜひ、英語のレッスンもかねて彼女の動画を楽しんでみてください。リンクは下記から!

Jenn Im
youtube
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2 Comments

  1. 興味深く読ませて頂きました。
    自分のアイデンティティの問題は難しいですよね。
    でもこの問題はそれぞれの国の歴史や文化の違いが関係してくると思いますよ。
    日本人の両親がアメリカで産んだ子供はアメリカから見たらアメリカ人ですが、日本から見たら日本人です(国籍云々の問題ではなく)
    なぜならアメリカが出生地主義の制度で日本が血統主義の制度を取っているからです。
    どちらが間違いということではなく統一する必要もないと思いますよ。
    違いを理解していくことはお互い必要ですよね。

    • コメントいただきありがとうございます。
      大変遅くなりすみません。そうですね、一人一人ちがうアイデンティティがあることを理解していきたいなぁと思います。
      彼女がユーチューブをあげた影響からか、他の人たちも自分のストーリーを語るビデオを上げていて興味深かったです。
      読んでいただきありがとうございました!

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