ハワイの治安 2018年 カカアコのウォールアート前で日本人暴行事件が発生

   

 

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カカアコで起きた事件に対する在ホノルル日本国総領事館からの注意喚起

先日、ホノルルの日本総領事館から、日本人観光客がカカアコにある公衆トイレで暴行を受ける事件が発生したことを受け、治安について注意喚起のメールが届きました。一部を抜粋して掲載します。

ホノルル市内カカアコ地区に関する治安上の注意喚起

●5月28日(月)昼頃,ウォールアートで大変人気のあるカカアコ地区内の公園の公衆トイレで,邦人旅行者が薬物使用者と思われる複数の男から,歯を折るほど顔面を激しく殴打されたり,首を絞められて気絶させられる等の被害を受ける事案が発生しました。
●カカアコ地区は従来から,ひったくりや車上狙いも多発しており,必ずしも治安の良い地区であるとは言えません。
●同地区を訪問する際は,十分注意するとともに,ひと気のない場所に入り込んだり,公園の公衆トイレを使用することはおやめください。

在ホノルル日本国総領事館

 

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事件は観光客に人気のカカアコのウォールアート横で

カカアコは今も新旧入り混じる地域

事件は、カカアコのMother Waldron Playgroundという公園の公衆トイレでおこりました。この公園はインスタグラムやガイドブックでも特によく紹介されているモンスターアートの真横に位置しています

カカアコは元々倉庫街で、ホームレスの人が多く住んでいたり、夜は車上荒らしなども多く、地元の認識では治安が良い場所ではありませんでしたが、ここ近年、倉庫や空き地に代わり、コンドミニアムが建てられたり新しい商業施設ができたりと、再開発が行われるようになりました。

そして、Powwowというアート集団が建物の壁に様々なアートを施し話題を呼ぶようにもなり、日本のガイドブックなどでも紹介さると、多くの日本人の好みとマッチしたのか、日本人観光客がセルフィースティック片手にカカアコのアートを巡る姿がよく見られるようになりました。

ちなみに、ローカルの人であえてこのアートと写真を撮っているのは、商品やモデルの撮影でしか見かけません。また、基本的にアメリカ人は歩きたくない人が多いので、車で移動している人がほとんどです。

そんなカカアコですが、今も倉庫に砂利道と言った昔の状態の場所も多くあり、新旧入り混じる地域です。

先日、モンスターアートの前で写真を撮る観光客横の公園でキャンプをするホームレスこの異様な組み合わせの両者を車の中から見かけて、「悪いことが起こらなければ良いな・・」と思った数日後、この事件を知りショックを受けました。

(数日後、事件の容疑者が捕まったと報じられました。)

海外旅行保険がないため治療費は日本で730万円

被害者の方は、事件後すぐ現地病院へ搬送されましたが、海外旅行保険に入っておらず、手術費用が高額になることを懸念され、翌日の飛行機で日本へ帰国。日本の空港からそのまま病院へ向かい、その後手術を受けられたそうです。

ハワイで受けた治療費は日本円にして約730万円にもなり、現在その支払いに直面されています。GofundMeというクラウドファンディングでは、ご家族への寄付が行われています。

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事件に対するローカルの反応

地元ニュース番組KHON2のフェイスブックでこの事件のニュースが公開されると、200件近くのコメントが寄せられました。多くの人が、ハワイを訪れていた観光客にこのような悲惨な事件が発生してしまったことに憤りを覚え、被害者の方を慰めるメッセージをよせていました。

その他多く見られたのが、最近のハワイの治安に対して不安を覚える声でした。一部、日本語訳にして紹介。

「”流行のエリア”。自分なら、あの公園をそんな言葉を使って表現しないわ。全くかけ離れている。誰がこのニュースレポートを編集したんだ?」

「このトイレにはホームレス達が住んでいる。自分はローカルだけど、あの近くには絶対行かないなぁ」

「近いうちにハワイは安全ではなくなってしまうだろう。多分将来、日本人観光客はハワイに来たくなくなるだろうな。」 – 上記に対するコメント 「もう既に安全じゃなくなってるよ!」

「ひどいことだ。彼ら(被害にあった家族)は、ハワイは日本のように安全だと思ったんだろうな・・」

「ハイキングのトレイルや大きな通りの歩道を歩いている観光客を見かけるけれど、観光客に大事なことを教えないといけない。ハワイのすべての人がアロハだとは言えない。」

-上記に対するコメント 「賛成です。先日、夜のワイアナエ(オアフ島西部の町)で日本人の女性3人が歩いているのを見かけました。私はワイアナエ出身だけど、彼らが心配だわ・・。」

ニュースに対するコメント

事件に関する地元ニュースKHON2のフェイスブック投稿はこちらから見ることができます。

ローカルと観光客での、ハワイに対する認識の差

ハワイに住んでいると、ローカルと観光客とでハワイに対する大きな認識の差があると感じます。

これはハワイに限った話ではなく、どの観光地でも地元民と観光客とではその土地に対する認識は違いますよね。ですが、ハワイがその差が大きいのかな、と思います。

輝いて見える情報はすぐに伝わるけれど、ハワイで日々生活をしていて感じるリアルな感覚はなかなか伝わらないなと思い、安全に旅行するためにも日々私が感じて気をつけていることをシェアしたいと思います。

 

ハワイ旅行中、治安面で気をつけたいポイント

アメリカの常識1:危険な場所は人気スポットのすぐ横に

カカアコだけではなく北米のどの都市もそうですが、危ないエリアと、人が多く集まるスポットが隣合わせにあったりします。人気の観光施設の近くだから安全なエリアだろう、という考え方は通用しません。

今回の事件は、人気なカフェやレストランが集まる複合施設ソルト(SALT)から徒歩3分のところで置きました。これはワイキキやアラモアナにも言えることで、一歩道を外れるだけで人気がないエリアだったり、ホームレスの人が歩道を占拠して寝そべっているようなエリアに入ってしまうことがあります。

また、最近では、アラモアナビーチパークで突然暴行に合うなどの事件も発生し、今まで安全であるとされ場所でさえ恐ろしい事件が発生しています。

 

アラモアナセンターやカカカコのSALTなど、施設の中は基本的に安心して過ごせますが、そこから出て歩き出すと危険に遭遇するかもしれない、という意識は常に頭において行動しています。

特に、今回事件の起きたカカアコのウォールアートエリアを歩いて移動するのは極力避けた方が良いです。ウォールアートのエリアは広く、その中には、こんなところに書かれているのか、、という倉庫街の合間で人気がなく、地元民も通らない場所にあったりします。

また、安全と思われているアラモアナの周辺も、北側のカピオラニ通り、ケアアモク通りも日が暮れたら歩くはやめたほうが良いエリア。

この当たりはローカル向けの飲み屋や風俗店が立ち並んでいます。日本ではお酒を飲んで酔いつぶれている人は見かけても、喧嘩している人はほとんど見ないかもしれません。ですがアメリカでは違います。お酒が入っての喧嘩はよくある事。そこから事件に発展したようなニュースもよく見るので、巻き込まれないためにも日が暮れたら歩かない。これはアメリカの常識だったりします。

 

アメリカの常識2:お店のトイレに鍵が掛けられている理由

公衆トイレもできる限り使わないようにしています特に、ワイキキ、アラモアナ、カカアコ、ワードなどのエリアの公衆トイレは絶対に使わず行きたくなったら、カフェやホテルのトイレを使うようにしています

アメリカのカフェやレストランのトイレは常に鍵がかかっていて、お店の人から鍵をもらわないと使用できないことはご存知ですか?私は二十歳でカナダに留学した際、その理由を知り驚きました。

 密閉された空間であるトイレでは犯罪がおきやすいから です。

誰でも簡単に使えるトイレ= 危険かもしれないと考え、たとえモールの中であっても、誰でも簡単にアクセスできる場所にあるトイレは使わず、面倒ですがデパートの中にあるトイレまで移動しています。

 

アメリカの常識3:車移動が基本のアメリカ人。バスや歩きで移動することの意味

ハワイでは高校を卒業したら、一人一台車を所有しているのが普通で、大学も仕事も、車で行く人がほとんど

日本で育ち、公共機関で移動するのが当たり前だった私からすると

「いや、そこからだったら自転車かバス、歩いても行けるやん!」

と言う場所でも、アメリカ人は車で移動します。アメリカで生活していると、自分で運動をしに行かない限り、ほとんど歩くことなく一日が終わります。アメリカ人に肥満が多く、日本人に肥満が少ない一つの理由だと思います。

これだけ車が一般的な国で、「バスを利用する」、または、「徒歩で移動する」という選択をしている人は、車を所有できない事情があるということが多いです(地下鉄の発達しているニューヨーク以外)。好んでバスに乗る人もいるかもしれませんが、それは全体から見ると圧倒的に小数派というのが現実です。

最初に書いたように、人気スポットと危険なエリアはすぐ隣あわせであるので、バスから降りて徒歩で移動している間に、そういった地域に足を踏み入れてしまう可能性があります。車は通りすぎるけど歩いている人はいない、というような状況は「そこは歩くような場所ではない」と思ったほうが良いと思います。

アメリカでは場所によっては、 バスに乗ることや歩いて移動することはリスクになると覚えておいたほうが良い です。

 

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私の体験談

ハワイに住み始めた頃、治安が悪いと言いつつも昼間なら大丈夫だろうと思い、ダウンタウンの先にある映画館に行くことにしました。バスの乗り換え地点でバスを降ると、ホームレスの人が道を占拠して歩くことができない、という状況に遭遇してしまったことがありました。

前に進むことも戻ることもできず、すごくすごく怖い思いをしました。。祈る思いでバスを待ち、運よく、ほどなくして来たバスに飛び乗り、映画館に到着することができました。

他にも、ワイキキのアパートに住んでいた時、アパートの門を出た後、知らない人に後を付けられていたこともありました。それに気がつき、振り返って『付いてくるな』と大声で叫んだこともあります。

こちらの来た当初は、どこかでまだ「ハワイだし、昼間なら大丈夫だろう」という気持ちがあったのですが、現実を知ってその考えは変わりました。

歩くのは安全なエリアのみで、後は車移動、いつもキレイなトイレがどこにあるか探しているし、家の外では常に自分の周りに異変が無いか気を張り巡らせています。

 

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旅行前に認識しておくべきこと

気をつけるべきエリア

  • チャイナタウン一帯
  • ダウンタウン一帯(特にロスドレスフォーレス、ウォールマート、ハワイシアター近辺)←道一帯でトイレの臭いがします。道端でしているんでしょう。。
  • カリヒエリア(アアラ・パーク、ハワイ出雲大社、コストコ近辺は特に)
  • カカアコ (SALTやワードビレッジなどの施設以外の場所)
  • カカアコの海側(カカアコウォーターフロントパーク)
  • アラモアナセンターの西側と北側エリア

移動に関して

  • 歩いて良い場所、だめな場所を把握しておく。
  • 昼間でも15分以上歩かない・日が暮れたら歩かない、自転車に乗らない
  • 移動はレンタカーか旅行会社のトロリーがベター
  • バス停で待つ時は、自分の周辺が安全か常に気を配ること
  • 走ってでもすぐその場を離れられるように、移動はフラットな靴をはく
  • 危ない人がいないか周りに常に気を配る

日本とアメリカの常識の違いを理解する

  • 公衆トイレには極力行かない。遠くてもドリンクを購入してでも、お店のトイレを使用する。
  • アメリカは日本に比べて貧富の差が大きいことを知る。
  • お子さまを、危険な地域に徒歩で連れていかない。
  • アメリカでは、「12才以下の子どもは常に親や大人と行動しなればいけない」という法律があります。12才以下は一人では歩くことも、バスに乗ることも、留守番もしてはいけない。そうしなければ安全が確保できないかもしれないということ。

楽しく過ごす為に

このように書くと、ハワイって怖いところ・・と思われてしまうかもしれませんが、上記に書いたようなことに気をつけて行動していれば安全に過ごすことができると思います。

「なんとなく、ここはまずい雰囲気がする」少しでも感じたならそれは、まずい状況にあると思って間違いないと思います。すぐに引き返して安全な場所に移動しましょう。女性はフラットな靴でいつでも走れるようにしておきましょう。

 

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